“僮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ボーイ33.3%
ボオイ16.7%
こども16.7%
しもべ16.7%
どう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボーイに呼び起されて慌てて駈け出して往つたが、余り慌てたので、棚の上の小荷物は二つともすつかり忘れてしまつてゐた。
根岸氏はその豆腐の一つを、ボウル箱に入れて、態々わざ/\正金銀行の支店までボオイに持たせてやつた。根岸氏は幾度いくたびボオイに言つて聞かせた。
間もなく五通神の四郎は二人の仲間をれて入って来た。皆おっとりした少年であった。そこには一人のこどもがいて酒肴を列べて酒盛の仕度をした。閻ははじて頭をたれていた。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
これも人間のしき處女にぞありける。(譯者のいはく。希臘のかまどの神なり。男神二人にいどまれて、嫁せずして終りぬと云ひ傳ふ。)飾美しき「リフレア」着たるしもべ出で迎へつ。
どうあり、ただちに予等を引いて応接室に到る。長方形の卓一、洋風の椅子二三、卓上に盤あり。陶製の果物を盛る。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)