“僥幸”の読み方と例文
読み方割合
さいはひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの空(そら)が紫立(むらさきだ)つてほんのり桃色(もゝいろ)に薄(うす)く見(み)えべい。——麻袋(あさふくろ)には昼飯(ひるめし)の握(にぎ)つた奴(やつ)、余(あま)るほど詰(つ)めて置(お)く、ちやうど僥幸(さいはひ)、山(やま)の芋(いも)を穿(ほ)つて横噛(よこかじ)りでも一日(いちにち)二日(ふつか)は凌(しの)げるだ。遣(や)りからかせ、さあ、ござい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)