備後守びんごのかみ)” の例文
それに、出稽古さきの諸家しょけ——松平和泉守いずみのかみ、戸田内膳、堀田信濃守しなののかみ、松平備後守びんごのかみ、板倉伊賀守らから、その係りの人が出席した。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
牧野備後守びんごのかみの家中で、碓氷うすひ貞之助と名乘り、中士格ながら羽振りの良い侍でしたが、同僚と爭ふことがあつて永のお暇となり
こうしておいて丈助は老中太田備後守びんごのかみにカゴ訴をしたから事メンドウになった。丈助は用人志願の時から考えていた企らみでこの仕事に命を張っている。
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
この寛永の大造営には、酒井さかい備後守びんごのかみ永井ながい信濃守しなののかみ井上いのうえ主計頭かずえのかみ土井どい大炊頭おおいのかみ、この四名連署の老中書付、ならびに造営奉行秋元あきもと但馬守たじまのかみのお触れ書が伝えられている。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
相客には浅野長政、前田徳善院、細川越中守、金森法印、有馬法印、佐竹備後守びんごのかみ、其他五六人の大名達を招いた。場処は勿論主人利家のやしきで、高楼の大広間であった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)