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備後守
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びんごのかみ
ふりがな文庫
“
備後守
(
びんごのかみ
)” の例文
それに、出稽古さきの
諸家
(
しょけ
)
——松平
和泉守
(
いずみのかみ
)
、戸田内膳、堀田
信濃守
(
しなののかみ
)
、松平
備後守
(
びんごのかみ
)
、板倉伊賀守らから、その係りの人が出席した。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
牧野
備後守
(
びんごのかみ
)
の家中で、
碓氷
(
うすひ
)
貞之助と名乘り、中士格ながら羽振りの良い侍でしたが、同僚と爭ふことがあつて永のお暇となり
銭形平次捕物控:221 晒し場は招く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こうしておいて丈助は老中太田
備後守
(
びんごのかみ
)
にカゴ訴をしたから事メンドウになった。丈助は用人志願の時から考えていた企らみでこの仕事に命を張っている。
安吾史譚:05 勝夢酔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
この寛永の大造営には、
酒井
(
さかい
)
備後守
(
びんごのかみ
)
、
永井
(
ながい
)
信濃守
(
しなののかみ
)
、
井上
(
いのうえ
)
主計頭
(
かずえのかみ
)
、
土井
(
どい
)
大炊頭
(
おおいのかみ
)
、この四名連署の老中書付、ならびに造営奉行
秋元
(
あきもと
)
但馬守
(
たじまのかみ
)
のお触れ書が伝えられている。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
相客には浅野長政、前田徳善院、細川越中守、金森法印、有馬法印、佐竹
備後守
(
びんごのかみ
)
、其他五六人の大名達を招いた。場処は勿論主人利家の
邸
(
やしき
)
で、高楼の大広間であった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“備後”で始まる語句
備後
備後表
備後国
備後屋
備後絣
備後介
備後灘
備後畳
備後三原
備後貞包