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傍題
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ハウダイ
ふりがな文庫
“
傍題
(
ハウダイ
)” の例文
其は其として、昔から家の娘を守つた邑々も、段々えたいの知れぬ村の風に
感染
(
カマ
)
けて、忍び
夫
(
ヅマ
)
の手に任せ
傍題
(
ハウダイ
)
にしようとしてゐる。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其は其として、昔から家の娘を守つた邑々も、段々えたいの知れぬ村の風に
感染
(
カマ
)
けて、忍び
夫
(
ヅマ
)
の手に任せ
傍題
(
ハウダイ
)
にしようとしてゐる。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其は其として、昔から家の娘を守つた
邑々
(
ムラムラ
)
も、段々えたいの知れぬ村の風に
感染
(
カマ
)
けて、忍び
夫
(
ヅマ
)
の手に任せ
傍題
(
ハウダイ
)
にしようとしてゐる。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かうも違ふかなあと思うた。なる程、隠居してしまつた気で、芝居も休み
傍題
(
ハウダイ
)
に、役者である事も忘れかけてゐる彼が、することである。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
雨の洩り
傍題
(
ハウダイ
)
なのを、語の上だけの興味で、
守
(
モ
)
るに
絡
(
カラ
)
めたのである。言ひ方を替へて説くと、春雨の洩ることが結局家を
守
(
モ
)
つてゐる訣だ。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
言ひたい
傍題
(
ハウダイ
)
な事を言つて居る人々も、たつた此一つの話題を持ちあぐね初めた頃、噂の中の大師
惠美
(
ヱミノ
)
朝臣の姪の横佩家の
郎女
(
イラツメ
)
が、神隱しに遭うたと言ふ、人の口の端に
旋風
(
ツジカゼ
)
を起すやうな事件が
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
言ひたい
傍題
(
ハウダイ
)
な事を言つて居る人々も、たつた此一つの話題を持ちあぐね初めた頃、噂の中の大師
惠美
(
ヱミノ
)
朝臣の姪の横佩家の
郎女
(
イラツメ
)
が、神隱しに遭うたと言ふ、人の口の端に、
旋風
(
ツジカゼ
)
を起すやうな事件が
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
言ひたい
傍題
(
ハウダイ
)
な事を言つて居る人々も、たつた此一つの話題を持ちあぐね初めた頃、噂の中の大師
恵美朝臣
(
ヱミノアソン
)
の
姪
(
メヒ
)
の横佩家の
郎女
(
イラツメ
)
が、神隠しに遭うたと言ふ、人の口の端に、
旋風
(
ツジカゼ
)
を起すやうな事件が
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“傍題”の意味
《名詞》
副題。サブタイトル。
本題から離れること。
(出典:Wiktionary)
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
題
常用漢字
小3
部首:⾴
18画
“傍”で始まる語句
傍
傍目
傍若無人
傍見
傍人
傍輩
傍道
傍杖
傍観
傍眼