“傍正面”の読み方と例文
読み方割合
わきしょうめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
附着くッつくようにして、床の間の傍正面わきしょうめんにね、丸窓を背負しょって坐っていた、二人、背後うしろが突抜けに階子段はしごだんの大きな穴だ。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うちから風も吹くようなり、傍正面わきしょうめんの姿見に、、映りそ夢の姿とて、首垂うなだるるまで顔をそむけた。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)