“健羨”の読み方と例文
読み方割合
けんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は氏の雄弁に、煙草を吸う事も忘れながら、しかも氏が暖そうに、悠然と足を伸ばしているのには、大いに健羨(けんせん)に堪えなかった。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
これは我々母型を有せざる日本のファンにとって、まことに健羨(けんせん)措(お)く能(あた)わざるところである。
天帝の愛子(あいし)、運命の寵臣(ちょうしん)、人の中(うち)の人、男の中(なか)の男と世の人の尊重の的、健羨(けんせん)の府となる昔所謂(いわゆる)お役人様、今の所謂官員さま、後の世になれば社会の公僕とか何とか名告(なの)るべき方々も出た。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)