個性こせい)” の例文
そのほかのやまも、一つ、一つ、個性こせいがあって、あるものは、なんとなくちかづきがたく、あるものは、なつかしみのもてるようなものがありました。
考えこじき (新字新仮名) / 小川未明(著)
が、しかし、たましいには個性こせいがあるので、なにか一つの姿に、自分をまとめあげたくなるものだよ。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
教会きょうかいへあつまる子供こどもらのには、それぞれ特色とくしょくがあり、個性こせいがあらわれていたので、教会きょうかいでは、それらの作品さくひんをあつめて、一ぱんにしめす展覧会てんらんかいもよおすことになりました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)