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依田
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よだ
ふりがな文庫
“
依田
(
よだ
)” の例文
「日ごろから、特別になにやらお親しそうでござりますゆえ、この裏側のお長屋の
依田
(
よだ
)
重三郎様のお宅ではないかと思われますのでござります」
右門捕物帖:36 子持ちすずり
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
その上に渡りがついている、美作様や左近将監様から、それとなくお町奉行の
依田
(
よだ
)
様のほうへ、ご内意が行っているはずだ。何をやろうと後難は受けない。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その後、江戸に来ていた近藤勇に、
依田
(
よだ
)
学海が「伏見の戦争はどうだった?」と訊いたところ、彼は
傍
(
そば
)
の土方歳三を顧みて「此の男に訊いてくれ」と云った。
鳥羽伏見の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
小説家よ!……
天晴
(
あっぱ
)
れ、と一つ
煽
(
あお
)
いでやろうと、扇子を片手に、当時文界の老将軍——
佐久良
(
さくら
)
藩の
碩儒
(
せきじゅ
)
で、むかし江戸のお留守居と聞けば、武辺、文道、両達の
依田
(
よだ
)
学海翁が
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
僕は人の案内するままに二階へ
升
(
のぼ
)
って、
一間
(
ひとま
)
を見渡したが、どれもどれも知らぬ顔の男ばかりの中に、
鬚
(
ひげ
)
の白い
依田
(
よだ
)
学海さんが、
紺絣
(
こんがすり
)
の
銘撰
(
めいせん
)
の着流しに、薄羽織を引っ掛けて据わっていた。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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「静枝さんは、
依田
(
よだ
)
先生のところへいったかい。」
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“依田”で始まる語句
依田学海
依田百川
依田城
依田川
依田流
依田窪
依田信守
依田松純
依田竹谷
依田啓七郎