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使節
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しせつ
ふりがな文庫
“
使節
(
しせつ
)” の例文
便所
(
べんじょ
)
の二つもあるドアはみなあけはなされ、そのおくでは、いまや
一人
(
ひとり
)
の
使節
(
しせつ
)
が、
日本流
(
にほんりゅう
)
に
用
(
よう
)
をたしているのが、まる
見
(
み
)
えです。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
小栗の
人物
(
じんぶつ
)
は右のごとしとして、さて当時の外国人は日本国をいかに見たるやというに、そもそも
彼
(
か
)
の米国の
使節
(
しせつ
)
ペルリが
渡来
(
とらい
)
して
開国
(
かいこく
)
を
促
(
うなが
)
したる
最初
(
さいしょ
)
の目的は
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
それは、
幕府
(
ばくふ
)
がこんどはヨーロッパ
各国
(
かっこく
)
へ
使節
(
しせつ
)
をおくることになり、
諭吉
(
ゆきち
)
はほんやくがかりとして、くわわることをめいぜられたからです。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
当時
(
とうじ
)
外国人にも
自
(
おのず
)
から種々の説を
唱
(
とな
)
えたるものなきにあらずというその
次第
(
しだい
)
は、たとえば幕府にて始めに
使節
(
しせつ
)
を米国に
遣
(
つか
)
わしたるとき、彼の軍艦
咸臨丸
(
かんりんまる
)
に
便乗
(
ぴんじょう
)
したるが
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
ある
夜
(
よ
)
、
諭吉
(
ゆきち
)
がホテルのろうかをあるいていくと、
使節
(
しせつ
)
のけらいが、ろうかでしゃちこばって、ぼんぼりをもって
番
(
ばん
)
をしているではありませんか。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
“使節”の意味
《名詞》
使 節(しせつ)
国家を代表して外国に派遣される人。
(出典:Wiktionary)
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“使節”で始まる語句
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