トップ
>
余所見
>
よそみ
ふりがな文庫
“
余所見
(
よそみ
)” の例文
風流遊びに身を入れ過ぎるのも
余所見
(
よそみ
)
がよろしくない、父宮がついておいでになるというのを力にして、今まではそうした戯れに答えたりすることも安心してできたのであるが
源氏物語:48 椎が本
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
小笠原はまるで
欠伸
(
あくび
)
でもするやうな物憂い様子でぶつぶつ呟くやうに言ひすてたが、暫く無心に
余所見
(
よそみ
)
に耽つてから漸くのこと首をめぐらして、今度は一層遣り切れない物憂さで
小さな部屋
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
厭
(
いとは
)
しげに宮の
余所見
(
よそみ
)
せるに、
乗地
(
のりぢ
)
の唯継は
愈
(
いよい
)
よ声を作りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
二人はけっして
余所見
(
よそみ
)
をしなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小笠原はまるで
欠伸
(
あくび
)
でもするような物憂い様子でぶつぶつ呟くように言いすてたが、
暫
(
しばら
)
く無心に
余所見
(
よそみ
)
に耽ってから
漸
(
ようや
)
くのこと首をめぐらして、今度は一層遣り切れない物憂さで
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“余所”で始まる語句
余所
余所行
余所目
余所事
余所余所
余所々々
余所眼
余所人
余所外
余所行姿