代脈だいみやく)” の例文
代脈だいみやくの新六を助けたが、今度は朝詣りか何んかで、あの家の前を通つた俺の家の音松の野郎に、内儀の死にやうが變だから、親分に教へてやるが宜い——と、耳打ちをしたんださうだ
少しくおぼえ殊に遊ぶひまなければ給金其他病家びやうか代脈だいみやくともなどに行し時もらひたる金を少しくたまりたるより武田にいとまもらすぐ天窓あたまそり坊主ばうずとなり麹町三丁目の裏店うらだなを借て世帶せたいをもち醫師渡世とせい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)