トップ
>
今津
>
いまづ
ふりがな文庫
“
今津
(
いまづ
)” の例文
滋賀県の
今津
(
いまづ
)
近くの村では、少なくとも二十年ほど前まで、この遊びをしたということを、長浜女学校の三田村君がまず知らせてくれた。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
西依
(
にしより
)
成斎は肥後生れの儒者で、京都の望楠書院で鳴らし、摂津の
今津
(
いまづ
)
へも十年ばかり住むでゐて
弟子取
(
でしとり
)
をしてゐたので、
京阪
(
かみがた
)
ではよく名前が通つてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
始終
今津
(
いまづ
)
の兄の所、庄造には伯父に当る中島の家へ泊まりに行つて、二日も三日も帰つて来ないやうになつた。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
するとやがて二人の
家中
(
かちゅう
)
が上がって来た。
侍小頭
(
さむらいこがしら
)
の
室木
(
むろき
)
斎八と
今津
(
いまづ
)
源太夫のふたりだった。官兵衛のすがたをここに見出すと、ふたりとも意外な
容子
(
ようす
)
を声にまであらわして告げた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかし
今津
(
いまづ
)
に
米屋与右衛門
(
こめやよゑもん
)
といふ男が居た。
富豪
(
かねもち
)
の家に生れたが、学問が好きで色々の書物を貪り読んだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
福子が午後の四時過ぎに、
今津
(
いまづ
)
の実家へ行つて来ると云つて出かけてしまふと、それまで奥の縁側で蘭の鉢をいぢくつてゐた庄造は、待ち構へてゐたやうに立ち上つて
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“今”で始まる語句
今日
今
今朝
今度
今宵
今夜
今年
今更
今生
今時