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人道
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じんだう
ふりがな文庫
“
人道
(
じんだう
)” の例文
其
(
その
)
下の
人道
(
じんだう
)
を胸の
辺
(
あたり
)
に真鍮の徽章を附けた善男善女の団体が坊さんに
伴
(
つ
)
れられて幾組も練つて歩き、電車も皆
其
(
その
)
団体で一杯に成つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
……その風
薫
(
かを
)
る橋の
上
(
うへ
)
、ゆきつ、もどりつ、
人波
(
ひとなみ
)
のなかに交つて見てゐると、
撫子
(
なでしこ
)
の花、
薔薇
(
ばら
)
の
花
(
はな
)
、
欄干
(
らんかん
)
に溢れ、
人道
(
じんだう
)
のそとまで、瀧と溢れ出る。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
更に隙を縫うて
向
(
むか
)
ひの
人道
(
じんだう
)
へ駆け
上
(
のぼ
)
り又ほつと一息つく気持は
然
(
さ
)
は云へ痛快だ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
グラン・ブルヷアルを初め、目ぼしい
大通
(
おほどほり
)
を歩いて
人道
(
じんだう
)
から
人道
(
じんだう
)
へ越すときの
危険
(
あぶ
)
なさ。地方から東京へ初めて出た人が須田町の踏切でうろうろするのは
巴里
(
パリイ
)
に比べると
未
(
ま
)
だ
余程
(
よほど
)
呑気
(
のんき
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“人道”の意味
《名詞》
(じんどう、にんどう)人として守るべき道。
(じんどう)人が通るよう決められた道。歩道。
(にんどう)六道の一。人間の世界。
(出典:Wiktionary)
“人道”の解説
人道(じんどう)とは、人として守るべき道のこと。同義語には人倫(じんりん)がある。倫理。
文字を同じくする、歩行者専用道路・歩道のことを指して言う「人道」とは全く関わりはない。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“人道”で始まる語句
人道主義
人道上
人道的
人道主義者