“交張(まぜば)” の例文
チャンと済(すま)して貰(もら)い度(た)しと無慈悲の借金取めが朝に晩にの掛合(かけあい)、返答も力無(な)や男松(おまつ)を離れし姫蔦(ひめづた)の、斯(こう)も世の風に嬲(なぶ)らるゝ者(もの)かと俯(うつむ)きて、横眼に交張(まぜば)りの、袋戸(ふくろど)に広重(ひろしげ)が絵見ながら
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)