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五度
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ごたび
ふりがな文庫
“
五度
(
ごたび
)” の例文
もし舞妓にきまりの悪い思ひをさせる
惧
(
おそれ
)
がなかつたなら、お前は
丁度
(
ちやうど
)
五度
(
ごたび
)
鼻洟
(
はなみづ
)
を
啜
(
すす
)
つたぜと、云つてやりたかつた位である。
京都日記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
己
(
おい
)
らア、仕事を仕舞うと直ぐこれで三晩おがみに来るが、
彼奴
(
きゃつ
)
流行妓
(
はやりッこ
)
だからなア、まだお目にぶら下らねえのさ、今夜ア
助見世
(
すけみせ
)
に出アがるとこでもと
先刻
(
さっき
)
から
五度
(
ごたび
)
まわったが
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼
(
あれ
)
が
左様
(
さう
)
だあね。誰も
彼男
(
あのをとこ
)
を庄太と言ふものは無い——
皆
(
みん
)
な「庄馬鹿」と言つてる。日に
五度
(
ごたび
)
づつ、
払暁
(
あけがた
)
、朝八時、十二時、
入相
(
いりあひ
)
、夜の十時、これだけの鐘を
撞
(
つ
)
くのが
彼男
(
あのをとこ
)
の
勤務
(
つとめ
)
なんださうだ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
孔明は
五度
(
ごたび
)
孟獲
(
もうかく
)
を放した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“五度”の意味
《名詞》
五 度(ごど、いつたび)
五回。
温度、角度を表す単位「度」五つ分の大きさ。
(音楽)楽譜上、五個の音を隣同士の高さに順に並べたときの、両端の音の間の音程。
(出典:Wiktionary)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“五度”で始まる語句
五度目