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二途
ふりがな文庫
“二途”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふたみち
80.0%
にと
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたみち
(逆引き)
「わしと一緒に死んでくれるか、それとも、名もない雑役夫のために、海に叩き込まれるか。その
二途
(
ふたみち
)
よりないのだが……」
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
今日
(
こんにち
)
の処は、長谷川町の番人喜助の続きとお話が
二途
(
ふたみち
)
に分れますが、
後
(
のち
)
に一つ道に成る其の前文でありますからお聴き
悪
(
にく
)
い事でございましょう、
扨
(
さて
)
築地
(
つきじ
)
の
本郷町
(
ほんごうちょう
)
と
小田原町
(
おだわらちょう
)
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二途(ふたみち)の例文をもっと
(4作品)
見る
にと
(逆引き)
じたい御政令はいま、将軍家(尊氏)と錦小路殿(直義)との
二途
(
にと
)
から出て、いわゆる二頭政治の
恰好
(
かっこう
)
です。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二途(にと)の例文をもっと
(1作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“二”で始まる語句
二人
二
二十歳
二十
二月
二十日
二日
二重
二個
二間
“二途”のふりがなが多い著者
寺島柾史
三遊亭円朝
幸田露伴
夏目漱石
吉川英治