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二人前
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ふたりまえ
ふりがな文庫
“
二人前
(
ふたりまえ
)” の例文
彼はそれほど独立心の強い男でした。だから私は彼を私の
宅
(
うち
)
へ置いて、
二人前
(
ふたりまえ
)
の食料を彼の知らない
間
(
ま
)
にそっと奥さんの手に渡そうとしたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
惜
(
おし
)
い事には怠惰者だと云うは腕の
好
(
よ
)
い人にございますもので、
本所
(
ほんじょ
)
の
達磨横町
(
だるまよこちょう
)
に左官の
長兵衞
(
ちょうべえ
)
という人がございまして、
二人前
(
ふたりまえ
)
の仕事を致し、早くって手際が好くって、
塵際
(
ちりぎわ
)
などもすっきりして
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
どうぞ
私
(
わたし
)
がない
後
(
のち
)
は、お前が一人で
二人前
(
ふたりまえ
)
の働きをして、殿様を大切に気を付け、忠義を
尽
(
つく
)
して上げて下さい、そればかりがお願いだ、それに源助どんお前は病身だから
体
(
からだ
)
を
大切
(
だいじ
)
に
厭
(
いと
)
って御奉公をし
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
兼「それじゃア
鯛
(
たい
)
の塩焼に鶏卵の汁を
二人前
(
ふたりまえ
)
くんねえ」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“二人”で始まる語句
二人
二人連
二人共
二人静
二人限
二人三人
二人分
二人扶持
二人切
二人伴