“予知(よち)” の例文
旧字:豫知
昼間(ひるま)、もうだいぶ青々(あおあお)と伸(の)びた麦圃(むぎばたけ)を通(とお)っている時分(じぶん)にも、ただならぬ風(かぜ)のけはいを予知(よち)したのであるが、日(ひ)が暮(く)れてから、いっそうその不安(ふあん)は濃(こ)くなってきたのでした。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)