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乙娘
ふりがな文庫
“乙娘”の読み方と例文
読み方
割合
おとむすめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとむすめ
(逆引き)
明治の
清少
(
せいしょう
)
といひ、女
西鶴
(
さいかく
)
といひ、
祇園
(
ぎおん
)
の
百合
(
ゆり
)
がおもかげをしたふとさけび小万茶屋がむかしをうたふもあめり、何事ぞや身は小官吏の
乙娘
(
おとむすめ
)
に生まれて手芸つたはらず文学に縁とほく
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
評判はその頃に高く去るもの日々に
踈
(
うと
)
ければ、名物一つかげを消して二度目の花は
紺屋
(
こうや
)
の
乙娘
(
おとむすめ
)
、今
千束町
(
せんぞくまち
)
に新つた屋の御神燈ほのめかして、
小吉
(
こきち
)
と呼ばるる公園の
尤物
(
まれもの
)
も
根生
(
ねお
)
ひは同じ
此処
(
ここ
)
の土成し
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
背高なる
乙娘
(
おとむすめ
)
やなお年玉
俳句の作りよう
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
乙娘(おとむすめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿
“乙娘”のふりがなが多い著者
樋口一葉
高浜虚子
長谷川時雨