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乗取
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のっと
ふりがな文庫
“
乗取
(
のっと
)” の例文
秋谷村には甘え柿と、苦虫あるを知んねえか、とわざと臆病に見せかけて、宵に
遁
(
に
)
げたは
真田幸村
(
さなだゆきむら
)
、やがてもり返して
盗賊
(
どろぼう
)
の巣を
乗取
(
のっと
)
る
了簡
(
りょうけん
)
。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何事とは
不埓
(
ふらち
)
な奴だ、汝が
疾
(
とく
)
より我が召使國と不義
姦通
(
いたずら
)
しているのみならず、
明日
(
みょうにち
)
中川にて
漁船
(
りょうせん
)
より我を突き落し、命を取った暁に、うま/\此の飯島の家を
乗取
(
のっと
)
らんとの悪だくみ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
右手の一方は甥の若いのが遣り放し、散らかし放題だが、まだその方へ入ってくれればよかったものをと、さながら
遁出
(
にげ
)
したあとの城を、
乗取
(
のっと
)
られたようなありさまで。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
貧民城を
乗取
(
のっと
)
りて
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“乗”で始まる語句
乗
乗合
乗出
乗客
乗込
乗馬
乗越
乗掛
乗合自動車
乗換