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久遠
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くをん
ふりがな文庫
“
久遠
(
くをん
)” の例文
「凡そ事物の
能
(
よ
)
く
久遠
(
くをん
)
に垂るる者は、(中略)切実の
体
(
たい
)
あるを要す」(
芥舟学画編
(
かいしうがくぐわへん
)
)とは、文芸の上にも確論だと思ふ。(十月六日)
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
久遠
(
くをん
)
のむかしに、
天竺
(
てんぢく
)
の国にひとりの若い
修行
(
しゆぎやう
)
僧が居り、野にいでて、感ずるところありてその
精
(
せい
)
を
泄
(
もら
)
しつ、その精草の葉にかかれり。などといふやうなことが書いてあつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
我は
久遠
(
くをん
)
の真理をたづね、妻は
現世
(
げんぜ
)
の虚栄に奔る。我深く妻を
憫
(
あはれ
)
めども妻の為に道を棄て、親を棄て、己れを棄つる能はず。真実二途なし。乃ち心を決して相別る。その前後の歌。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
けふもなほこの光、
久遠
(
くをん
)
に
亘
(
わた
)
る如し
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
平等海
(
びやうどうかい
)
にそそぎゆく
久遠
(
くをん
)
の姿
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
久遠
(
くをん
)
のひと 佛陀よ!
定本青猫:01 定本青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
久遠
(
くをん
)
にわたる
光明
(
くわうみやう
)
は
映
(
うつ
)
りたらずや
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
久遠
(
くをん
)
の天の運行に
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“久遠”で始まる語句
久遠劫
久遠寺
久遠の街
久遠劫来
久遠本地