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主計
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かずへ
ふりがな文庫
“
主計
(
かずへ
)” の例文
掛るに家老本田外記中村
主計
(
かずへ
)
進み出一通り
挨拶
(
あいさつ
)
畢
(
をは
)
る時兩人は何等の御用に候や伺ひ奉つらんと申ければ小左衞門は
状
(
かたち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
元町の一
廓
(
くわく
)
を占領した、宏大な横山
主計
(
かずへ
)
の屋敷。平次とガラツ八は、用人石川孫三郎に案内されて、裏門からお勝手へ廻り、奉公人達の好奇の眼に迎へられて、奧の主人主計の部屋に通されました。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
身はいにしへの斎藤
主計
(
かずへ
)
が娘に戻らば、泣くとも笑ふとも
再度
(
ふたたび
)
原田太郎が母とは呼ばるる事成るべきにもあらず、
良人
(
おつと
)
に未練は残さずとも我が子の愛の断ちがたくは離れていよいよ物をも思ふべく
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此猿
(
このさる
)
の
面
(
めん
)
は南傳馬町
名主
(
なぬし
)
の又右衞門といふもの
作
(
つく
)
りて
主計
(
かずへ
)
が
猿
(
さる
)
といふよし今以て
彼
(
かの
)
方にあるよしなり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
外記は否々
何
(
どう
)
やら少し吟味が殘つたかと考ると言ふ時同役の中村
主計
(
かずへ
)
進み出否外記殿此上御尋ねなさるゝに及ばず
假令
(
たとへ
)
如何樣に
拷問
(
がうもん
)
が
強
(
つよ
)
いと申たとて身に覺えのなき者ならば白状は致すまじ然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“主計”の意味
《名詞》
主計(しゅけい)
組織で会計を司ること。また、そのような役目や人。
(歴史 訓読:かずえ(かずへ))律令制において租税の量を計算し、それが規定の量に達しているか監査する業務。民部省主計寮においてなされた。
日本の近代内閣制度において、各官庁に対する予算の配分が適正であるかを審査する業務。元は大蔵省主計局、現在は財務省主計局においてなされる。
語義3の業務をなす主計局又は主計官の略称。
(出典:Wiktionary)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“主計”で始まる語句
主計頭
主計之助
主計助
主計官
主計方
主計総監
主計頭正方
主計頭正精