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主客
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しゆかく
ふりがな文庫
“
主客
(
しゆかく
)” の例文
主客
(
しゆかく
)
五人は翁の机に対し半円形を作つて語つた。翁は鼠色のアルパカの軽い背広の
上衣
(
うはぎ
)
に黒い
袴
(
パンタロン
)
を
穿
(
は
)
き、レジヨン・ドノオル(勲一等)の赤い略章を襟に附けて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
食事
(
しよくじ
)
が
済
(
す
)
んでから、
主客
(
しゆかく
)
は又応接
間
(
ま
)
に
戻
(
もど
)
つて、
話
(
はなし
)
を
始
(
はじ
)
めたが、
蝋燭
(
ろうそく
)
を
継
(
つ
)
ぎ
足
(
た
)
した様に、
新
(
あた
)
らしい方へは急に火が移りさうにも見えなかつた。梅子は立つて、ピヤノの
蓋
(
ふた
)
を
開
(
あ
)
けて
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
主客
(
しゆかく
)
静かに
硝子
(
ガラス
)
戸棚の前を去る。再びかすかにちやるめらの音。
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“主客”の意味
《名詞》
主人と客
主たるものと付属するもの。
主体と客体。
主格と賓客。主語と客語。
(出典:Wiktionary)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“主客”で始まる語句
主客顛倒