“丸裸”の読み方と例文
読み方割合
まるはだか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一本は殆んどかつて、うへの方には丸裸まるはだか骨許ほねばかり残つた所に、夕方ゆふがたになると烏が沢山集まつて鳴いてゐた。隣にはわか画家ゑかきんでゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
鈴蘭、おめかしの好なをんな、白いのどを見せて歩く蓮葉者はすはもの故意わざとらしいあどけなさ、丸裸まるはだか罔象女みづはのめ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
これは粗末ながら小屋を建てて住んではいたが、三人ともに丸裸まるはだかであったという。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)