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両臂
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りやうひぢ
ふりがな文庫
“
両臂
(
りやうひぢ
)” の例文
旧字:
兩臂
梅王には今浪花座で多見蔵のやつてゐるやうに
車曳
(
くるまびき
)
の
条
(
すぢ
)
で、
両臂
(
りやうひぢ
)
を張り手先を肩に預けないやうに腕を組むで
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鬼頭は、チヤブ台に
両臂
(
りやうひぢ
)
をついて、非常な落ちつきをみせ、言葉の調子も、わりに懇談的になつて来た。
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
銀之助は
外套
(
ぐわいたう
)
も脱がないで
両臂
(
りやうひぢ
)
を食卓に突いたまゝ
眼
(
め
)
を
閉
(
とぢ
)
て居る。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
次ぎにはまた
頸窩
(
ぼんのくぼ
)
を押へたりした。そして
卓子
(
テーブル
)
に
両臂
(
りやうひぢ
)
をついて、じつと頭を抱へて、暫く考へ込んでゐたが、やつとの事で次のやうな検察書をかいてくれた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
臂
漢検1級
部首:⾁
17画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌