トップ
>
両天秤
>
りょうてんびん
ふりがな文庫
“
両天秤
(
りょうてんびん
)” の例文
あたしともいっしょにいたい——それじゃアまるで
両天秤
(
りょうてんびん
)
で、どっちか一つがおろそかになるのはきまりきってるじゃアありませんか
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その天秤が今ではただ、
両天秤
(
りょうてんびん
)
などという言葉だけをのこして、だんだん使われなくなってきたために、説明がむつかしくなった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それ世に、
鳶
(
とび
)
の者の
半纏
(
はんてん
)
は
侠
(
いなせ
)
にして旦那の
紋着
(
もんつき
)
は高等である。しかるに源ちゃんは
両天秤
(
りょうてんびん
)
、女を張る時は半纏で、
顱巻
(
はちまき
)
。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
両天秤
(
りょうてんびん
)
をかけたなと主人は、あとが読みたくなる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
両天秤
(
りょうてんびん
)
にかかると、命があぶねえぞ……」
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
「
両天秤
(
りょうてんびん
)
をかけるんだろう」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
秤
漢検準1級
部首:⽲
10画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌