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両天秤
ふりがな文庫
“両天秤”の読み方と例文
読み方
割合
りょうてんびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうてんびん
(逆引き)
あたしともいっしょにいたい——それじゃアまるで
両天秤
(
りょうてんびん
)
で、どっちか一つがおろそかになるのはきまりきってるじゃアありませんか
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その天秤が今ではただ、
両天秤
(
りょうてんびん
)
などという言葉だけをのこして、だんだん使われなくなってきたために、説明がむつかしくなった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それ世に、
鳶
(
とび
)
の者の
半纏
(
はんてん
)
は
侠
(
いなせ
)
にして旦那の
紋着
(
もんつき
)
は高等である。しかるに源ちゃんは
両天秤
(
りょうてんびん
)
、女を張る時は半纏で、
顱巻
(
はちまき
)
。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
両天秤(りょうてんびん)の例文をもっと
(6作品)
見る
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
秤
漢検準1級
部首:⽲
10画
“両”で始まる語句
両
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林不忘
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泉鏡花