“不承々々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしよう／″＼66.7%
ふしょうぶしょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武士（ぶし）に呼（よ）び留（と）められたので、船頭（せんどう）は不承々々（ふしよう／″＼）に舟（ふね）を漕（こ）ぎ戻（もど）した。
死刑 (旧字旧仮名) ／ 上司小剣(著)
大いに叱（しか）り四郎右衞門來たらば留守（るす）と云て歸せと申に若い者お宿（やど）に居らるゝ旨申せしかば今更然樣には申されずと云故三郎兵衞不承々々（ふしよう／″＼）に面會なし何用有て來られしやと申ければ四郎右衞門段々（だん／＼）との不仕合（ふしあはせ）を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
老女は溜息吐（つ）いて不承々々（ふしょうぶしょう）に供物（くもつ）を片づけ、しばらくためらっていたが、遂にぶらぶら歩き出した。
薬 (新字新仮名) ／ 魯迅(著)