“不承無性”の読み方と例文
読み方割合
ふしょうぶしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母は不承無性ふしょうぶしょう太織ふとおりの蒲団ふとんを畳みながら「お父さんはお前が帰って来たので、急に気が強くおなりなんだよ」といった。わたくしには父の挙動がさして虚勢を張っているようにも思えなかった。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)