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不品行
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ふみもち
ふりがな文庫
“
不品行
(
ふみもち
)” の例文
何故
(
なぜ
)
息子の返事を聞いて泣き出したか解る筈もないが、察する所、自分が若い頃の
不品行
(
ふみもち
)
に比べて、息子の純潔なのについ知らず感激させられたものらしい。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
姉さんがどうにかしておくれなら、それを言ぐさにして、
不品行
(
ふみもち
)
だからって、その養子を出してやろう。そんな奴だけれど、ただ、
疎匇
(
そそう
)
があるの、
不遇
(
ぶあしらい
)
をするのッて、お雪さんを
苛
(
いじ
)
めるばかり。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やっぱしこの
不品行
(
ふみもち
)
な夫人さ、俺と夫人との関係が知れると、あの悪党
奴
(
め
)
、ここにいるこの運転手に云いつけて、夜、俺が早稲田の先輩の家から帰るのを待ってて、
石切橋
(
いしきりばし
)
の傍で
轢殺
(
しきころ
)
したものだ
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“不品行”の意味
《名詞》
品行や身持ちが悪いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変