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下婢
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はしため
ふりがな文庫
“
下婢
(
はしため
)” の例文
ローラなどはロミオが
愛姫
(
ひめ
)
に
比
(
くら
)
べては
山出
(
やまだ
)
しの
下婢
(
はしため
)
ぢゃ、もっとも、
歌
(
うた
)
だけはローラが
遙
(
はる
)
かに
上等
(
じゃうとう
)
のを
作
(
つく
)
って
貰
(
もら
)
うた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
大名の内幕は随分ダラケたもので、
侍女
(
こしもと
)
下婢
(
はしため
)
に
馴染
(
なじ
)
んでは幾人も子を産ませる。
備前天一坊
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
女
(
むすめ
)
の寝室に近づくことができないと見てとった修験者は、昼の
隙
(
すき
)
に
女
(
むすめ
)
に近づこうとしました。女は
下婢
(
はしため
)
や
老人
(
としより
)
の中へ身を置いたり、壮い男を閉じ込めてあった
塗籠
(
ぬりかご
)
の中へ隠れたりしました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「いや、
手捕
(
てど
)
りにして、とりでの
下婢
(
はしため
)
にこき使ってやるのもよいぞ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
次の
朝
(
ひ
)
下婢
(
はしため
)
あはて告げぬ
枯草
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“下婢”の意味
《名詞》
召使いの女中。下女。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
“下婢”で始まる語句
下婢共