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下加茂
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しもがも
ふりがな文庫
“
下加茂
(
しもがも
)” の例文
ういういしい花嫁
君
(
ぎみ
)
の行く道には、祝いの花がまかれないで、
呪
(
のろ
)
いの手が
開
(
ひろ
)
げられていたのか、京都
下加茂
(
しもがも
)
の北小路家へ迎えられるとほどもなく、男の子一人を産んで帰った。
柳原燁子(白蓮)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
君の祭見る日の
下加茂
(
しもがも
)
の橋はつまらずと申し、大井川濃き
緋
(
ひ
)
の帯のいくたりの鼓拍子に船は離れぬは、かしこの景色すきなるものから、それはよしと喜びていくたびも口ずさみ候。
ひらきぶみ
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
下加茂
(
しもがも
)
撮影所のスターとして光っていた園村春子、四條の菊水の女王と歌われていたお澄という女給、下宿の評判娘など、村川は若い女性から幾度手紙をもらったかわからなかった。
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
これも進んで須磨へ行く一人になっているのであるが、この男が
下加茂
(
しもがも
)
の
社
(
やしろ
)
がはるかに見渡される所へ来ると、ふと昔が目に浮かんで来て、馬から飛びおりるとすぐに源氏の馬の口を取って歌った。
源氏物語:12 須磨
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕