“上(さ)” の例文
描(えが)いた当人も自然界の局部が再現したものとは認めておらん、ただ感興の上(さ)した刻下の心持ちを幾分でも伝えて、多少の生命を惝怳(しょうきょう)しがたきムードに与うれば大成功と心得ている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)