“三鞭酒:シャンパン” の例文
“三鞭酒:シャンパン”を含む作品の著者(上位)作品数
宮本百合子3
久生十蘭3
芥川竜之介2
堀辰雄2
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー1
“三鞭酒:シャンパン”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
とどのつまり一同は、冗談はんぶん老人を三鞭酒シャンパンで醉いつぶして、げらげら笑いころげて、それでお仕舞いになった。
ホテルの裏のテニス・コオトからはまるで三鞭酒シャンパンを抜くようなラケットの音が愉快そうに聞えてくるのである。
ルウベンスの偽画 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
しかしやっとひと息ついたと思うと、今度は三鞭酒シャンパンさかずきを挙げて立ち上らなければならなかった。
たね子の憂鬱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
部屋のなかは、濃い褐色セピアと黒っぽい藍色あいいろのなかに沈んでいるのに、外景には三鞭酒シャンパン色の明るい光が氾濫している。
どうしてもこうしてもありゃしない。今あんたの話を聞くと、金剛石ディアマン三鞭酒シャンパンの壜の底に熔接されてたといったでしょう。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
このダイニングルーム、地下室、ひどくなったピアノをがんがんならして、若い作家が、若い品よくない女と、三鞭酒シャンパンをのみ、浮かれ、さわいで居た。
彼女は、広間で帰って来たばかりの佐々と落ち合った。彼の陽気さは、はたから苦情の云いようないほど天真であった。彼は、確かに三鞭酒シャンパンの機嫌で声をかけた。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
生涯しょうがい三鞭酒シャンパンを御馳走して得意と思う事が出来れば結構だ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのまた三鞭酒シャンパンをワイシャツの神々が旨そうに飲んでいるのである。
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
……一体この三鞭酒シャンパンの壜がどうしたというんだ。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
私はなんだかいやな気がして、その女から眼をそらしながら、ふとその眼を私がときどきふんづける小さなやわらかなものの方へ持って行くと、それが三鞭酒シャンパンせんらしいことを認めた。
旅の絵 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
目に見えぬ三鞭酒シャンパンを抜いているのである。
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
三鞭酒シャンパンのキルクのはぜる音。
ソヴェト文壇の現状 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
安部はなんということもなくその辺のテーブルにおしすえられ、誰が注いでくれたともわからない三鞭酒シャンパンをガブガブ飲んでいると、事務長が笑いながらやってきて、新しい年のスタータァの役を、あなたにおねがいするといった。
予言 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)