“シャンパン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三鞭酒66.7%
三鞭27.8%
三鞭酒色5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とどのつまり一同は、冗談はんぶん老人を三鞭酒シャンパンで醉いつぶして、げらげら笑いころげて、それでお仕舞いになった。
ホテルの裏のテニス・コオトからはまるで三鞭酒シャンパンを抜くようなラケットの音が愉快そうに聞えてくるのである。
ルウベンスの偽画 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
一本はボルドウの白葡萄酒ぶどうしゅ、他の一本は無論男のために用意せられたものですが、三鞭シャンパン酒などではなく、何とも知れぬ不思議な味の酒でした。
覆面の舞踏者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
彼はまたブラッセル産切子きりこ細工の硝子ガラスの指輪を三鞭シャンパングラスのなかへ落してそれが表面に浮いてるように見せる不思議な妖術をも心得ていた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
ブロンドの柔毛のような髪が、すき透るような蒼白い顔のあたりに三鞭酒色シャンパンの靄をかけ、その中に吸い込まれてしまうような、深みのある黒い大きな眼のうえで、長い睫毛が重そうにそよいでいる。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)