三船みふね)” の例文
二五〇三船みふねの山、二五一菜摘なつみ川、二五二常に見るとも飽かぬを、此の頃はいかにおもしろからん。二五三いざ給へ、出で立ちなんといふ。
たぎうへ三船みふねやまくもつねにあらむとわがはなくに 〔巻三・二四二〕 弓削皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
此歌と一しょにある一首は、「滝の上の三船みふねの山ゆ秋津あきつべに来鳴きわたるはたれ喚子鳥よぶこどり」(巻九・一七一三)というのだが、これも相当な作で、恐らく藤原宮時代のものであろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
三船みふねやまといい菜摘川なつみがわといい、ふだん見ていても景色が美しく、見飽きない所ですが、春もたけなわなきょうこのごろは、どんなにおもしろいことでしょうか。さあ、お支度をなさい。