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三社樣
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さんじやさま
ふりがな文庫
“
三社樣
(
さんじやさま
)” の例文
三社樣
(
さんじやさま
)
の
御神輿
(
おみこし
)
が、
芳原
(
よしはら
)
を
渡
(
わた
)
つた
時
(
とき
)
であつた。
仲
(
なか
)
の
町
(
ちやう
)
で、
或
(
ある
)
引手茶屋
(
ひきてぢやや
)
の
女房
(
にようばう
)
の、
久
(
ひさ
)
しく
煩
(
わづら
)
つて
居
(
ゐ
)
たのが、
祭
(
まつり
)
の
景氣
(
けいき
)
に
漸
(
やつ
)
と
起
(
お
)
きて、
微
(
ほのか
)
に
嬉
(
うれ
)
しさうに、しかし
悄乎
(
しよんぼり
)
と
店先
(
みせさき
)
に
彳
(
たゝず
)
んだ。
祭のこと
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
樣
部首:⽊
15画
“三社”で始まる語句
三社
三社祭
三社権現
三社宮