“三社”の読み方と例文
読み方割合
さんじゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半七はこれから午飯ひるめしを食って、浅草の三社さんじゃ祭りを見物に出かけようかと思っているところへ、三十五六の男がたずねて来た。
半七捕物帳:13 弁天娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
当時売り物に出ていた三社さんじゃ前の掛け茶屋当り矢を買いとってやらせてみたのだったが……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そして、従来神田かんだ明神とか、根津権現ねづごんげんとかいったものは、神田神社、根津神社というようになり、三社さんじゃ権現も浅草神社と改称して、神仏何方どっちかに方附けなければならないことになったのである。