ナヽ)” の例文
神女の人数を、ナヽ処女・処女・コヽノの処女などゝ勘定してゐる。此は、多数を凡そ示す数詞が変化して行つた為である。其と共に実数の上に固定を来した場合もあつた。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だから、ナヽ——古くは八処女の八も——が、正確に七の数詞と定まるまでには、不定多数を言ひ、次には、多数詞と序数詞との二用語例を生じ、遂に、常の数詞と定まつた。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だから、ナヽ——古くは八処女の八も——が、正確に七の数詞と定まるまでには、不定多数を言い、次には、多数詞と序数詞との二用語例を生じ、ついに、常の数詞と定まった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
神女の人数を、ナヽ処女・処女・コヽノの処女などと勘定している。これは、多数をおおよそ示す数詞が変化していったためである。それとともに実数の上に固定をきたした場合もあった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)