“七色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なないろ50.0%
しちしょく16.7%
なゝいろ16.7%
スペクトル16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
医者のチャックはどうしているでしょう? 哲学者のマッグも相変わらず七色なないろ色硝子いろガラスのランタアンの下に何か考えているかもしれません。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
天井は円く高くギャマンで張りつめられ、七色しちしょくに日光が輝いてゐる。そして置かれたすべての器物は、銀色ぎんしょくに冷たく光ってゐるのだ。
青白き夢 (新字旧仮名) / 素木しづ(著)
み空をめぐ七色なゝいろ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
一際ひときわ強い七色スペクトル光を放ちながら、依然として満月のように廻転しつつ、ゆっくりゆっくりと沈み込んで行く……と思うとそのあとから追っかけるように、またも一粒の真黒い
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)