トップ
>
一軒
>
けん
ふりがな文庫
“
一軒
(
けん
)” の例文
やっと
二人
(
ふたり
)
は、その
町
(
まち
)
はずれに
突
(
つ
)
きあたりました。それから
左
(
ひだり
)
に
曲
(
ま
)
がりました。なるほど、おばあさんのいったように、
一丁
(
ちょう
)
ばかりゆくと
一軒
(
けん
)
の
車屋
(
くるまや
)
がありました。
海ほおずき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
夜
(
よ
)
のことであります。この
町
(
まち
)
から
火事
(
かじ
)
が
出
(
で
)
て、おりしも
吹
(
ふ
)
き
募
(
つの
)
った
海風
(
かいふう
)
にあおられて、
一軒
(
けん
)
も
残
(
のこ
)
らず
焼
(
や
)
きはらわれてしまいました。いまでも
北海
(
ほっかい
)
の
地平線
(
ちへいせん
)
にはおりおり
黒
(
くろ
)
い
旗
(
はた
)
が
見
(
み
)
えます。
黒い旗物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
軒
常用漢字
中学
部首:⾞
10画
“一軒”で始まる語句
一軒家
一軒立
一軒毎
一軒路