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一跳
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ひとはね
ふりがな文庫
“
一跳
(
ひとはね
)” の例文
一跳
(
ひとはね
)
に寝台から飛び出した。しかし立っている程の力がないので、また仰向けに寝台の上に倒れた。頭の中ががんがん鳴っている。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
彼男はしばし夢見る如くなりしが、怒氣を帶びたる詞、
鞘
(
さや
)
を拂ひし劍、禁軍の號衣、これ皆膽を寒からしむるに足るものなりければ、何のいらへもせず、
一跳
(
ひとはね
)
して杖を超えたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
防がんやうなく
只濡
(
ひたぬれ
)
なるに脊はまた汗なり一里に足らぬ峠なれど
急上
(
きふのぼ
)
りの
急下
(
きふくだ
)
りなれば大辟易の形となりぬ
頓
(
やが
)
て峠へ上りつきて餅屋にて
云々
(
しか/″\
)
の
形
(
なり
)
の者は通らずやと聞けば先にお
下
(
くだ
)
りになりましたと云ふ
偖
(
さて
)
は梅花道人も谷へは落ちざりしかと安心し
下
(
くだ
)
りとならば嶮しとて
一跳
(
ひとはね
)
にせんものと雨を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
跳
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥