“ひとはね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一跳60.0%
一刎40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
防がんやうなく只濡ひたぬれなるに脊はまた汗なり一里に足らぬ峠なれど急上きふのぼりの急下きふくだりなれば大辟易の形となりぬやがて峠へ上りつきて餅屋にて云々しか/″\なりの者は通らずやと聞けば先におくだりになりましたと云ふさては梅花道人も谷へは落ちざりしかと安心しくだりとならば嶮しとて一跳ひとはねにせんものと雨を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
落ちつつ胴ので、一刎ひとはね、刎ねると、そのはずみに、船も動いた。——見事な魚である。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
落ちつゝどうで、一刎ひとはねねると、其のはずみに、船も動いた。——見事なうおである。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)