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一粲
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いっさん
ふりがな文庫
“
一粲
(
いっさん
)” の例文
今左にわざとその「赭鞭一撻」の一字一句も改竄せずに、極めて拙文のままその全篇を掲げて、読者諸君の
一粲
(
いっさん
)
に供えてみよう。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
従って上記のごときは俳壇の諸家の
一粲
(
いっさん
)
を博するにも足りないものであろうが、しかし全然畑違いのディレッタントの放言も時に何かの参考になることもあろうかと思って
俳句の精神
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
本誌に掲載して読者の
一粲
(
いっさん
)
を博することにした、何かの御参考ともなれば
幸
(
さいわい
)
である。
マル及ムレについて
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
又正岡はそれより前漢詩を
遣
(
や
)
っていた。それから一六風か何かの書体を書いていた。其頃僕も詩や漢文を遣っていたので、大に彼の
一粲
(
いっさん
)
を博した。僕が彼に知られたのはこれが初めであった。
正岡子規
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
何も金将軍の伝説ばかり
一粲
(
いっさん
)
に価する次第ではない。
金将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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巻初に記して
一粲
(
いっさん
)
に供した俗謡には、二三行
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けだし読者の
一粲
(
いっさん
)
を博するに足りるだろう。
私の母
(新字新仮名)
/
堺利彦
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
粲
漢検1級
部首:⽶
13画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥