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枯蘆
ふりがな文庫
“枯蘆”の読み方と例文
読み方
割合
かれあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれあし
(逆引き)
と山の
襞襀
(
ひだ
)
を霧の包むやうに
枯蘆
(
かれあし
)
にぬつと立つ、此の
大
(
だい
)
なる
魔神
(
ましん
)
の
裾
(
すそ
)
に、小さくなつて、屑屋は頭から
領伏
(
ひれふ
)
して手を合せて拝んだ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
薄月
(
うすづき
)
や」「淋しさや」「音淋し」「
藁屋根
(
わらやね
)
や」「静かさや」「
苫舟
(
とまぶね
)
や」「帰るさや」「
枯蘆
(
かれあし
)
や」など如何やうにもあるべきを
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
黄泥
(
こうでい
)
の岸には、薄氷が残っている。
枯蘆
(
かれあし
)
の根にはすすけた
泡
(
あぶく
)
がかたまって、
家鴨
(
あひる
)
の死んだのがその中にぶっくり浮んでいた。
日光小品
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(26作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
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