“ヤブ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:やぶ
語句割合
叢生50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家持は、門と門との間に、細かい柵をし圍らし、目隱しに枳殼カラタチバナ叢生ヤブを作つた家の外構への一個處に、まだ石城シキが可なり廣く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
他日、我レ是ヲ再ビヤブラン。将来ノ風雲、未ダ云フニ早シ。唯ココニ過日ノ御辺ガ温情ノ一片ヲ謝シ、愈〻御弓ノ誉レヲ祈ル
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凡隊中ノ事 一切隊長ノ処分シヨブンニ任ス 敢テ或ハ違背イハイスル勿レ モシ暴乱ボウラン事ヲヤブリ モウ謬害リヤウガイヒクニ至テハ 隊長其死活シクハツセイスルモ亦ユル
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)