“トランク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旅行鞄60.0%
鞄20.0%
革鞄10.0%
物入れ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、逃亡のつもりで盗品全部はすべて旅行鞄(トランク)の中に納めてあったのだろう、さすがに出てきたのは貴金属類を除いた証拠品ばかり。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「ノート?」信一郎は、不審(いぶか)りながら、鞄(トランク)を掻(か)き廻した。いかにも鞄(トランク)の底に、三帖(じょう)綴(つづり)の大学ノートを入れてあるのを見出(みいだ)した。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
赤帽のいない駅なので、自分のお粗末な革鞄(トランク)をまるで引摺(ひきず)るようにして、空架橋の線路の向う側からこっち側へと昇って降りて来た。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
色の褪(あ)せた粗末な革鞄(トランク)をほとんど投げ出すように彼の足許(あしもと)へ置くと、我慢がしきれないと云ったように急いで顔や手に流れている汗を手拭でふいた。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
「君の靴とボストン・バッグは、車のうしろの物入れ(トランク)にはいっている」
あなたも私も (新字新仮名) / 久生十蘭(著)