“ボストン・バッグ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打木田はボストン・バッグから三個の石鹸をとり出すと、晋平夫妻の前に置いたが晋平はそんな物に眼もくれなかつた。
(旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
かれはボストン・バッグの口金をあけて中の例のびらの繪の、西洋の女優の顏を見入つて、うつくしいものはどんな中にあつても、そのままのうつくしさであることをへんに思つた。
(旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
元のボストン・バッグにしまひこむと、かれはくらい人家の通りを歩いて行つた。
(旧字旧仮名) / 室生犀星(著)