“コンシエルジユ”の漢字の書き方と例文
語句割合
門番100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我が大詩人を知らないとはしからんと同行の内藤理学士にさゝやながら、内にはひつて門番コンシエルジユの婆さんに尋ねると、愛嬌あいけうの好い田舎気質ゐなかかたぎを保つて居る婆さんは
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
下の室の窓から季節外れの淡紅とき色の穿いた十七八の娘が首を出して居たので「詩人はられるか」と問ふと「知りません、門番コンシエルジユにお聞きなさい」と甚だ素気すげない返事をする。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
門番コンシエルジユのおかみかほぼく微笑ほヽえんだ