“カア”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かあ
語句割合
50.0%
16.7%
自動車16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カアの神として、井の上に祀られてゐるものは、常に変つた形の鐘乳石である。此をもびじゅると言うてゐる。ある人の説に、びじゅるは海神だとあるが、疑はしい。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
カアちゃんに甘へてや居む。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
聖林ハリウッドに入ると、フォオド・シボレエを自動車カアではなく機械マシンだと称する国だけあって、ぼく達の車も見劣みおとりするような瀟洒しょうしゃな自動車が一杯いっぱいで、建物も白堊はくあや銀色に塗られたのが多く
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
皆は気がいたやうにカアのなかを見渡した。成程男ばかりだ。揃ひも揃つて、安つぽい顔に安つぽい帽子をかぶつた男ばかりだ。